プログラマになろうで「外の勉強会に行きましょう」とか書きましたけど、「そんな事言われても…」と感じる方も結構居ると思います。そんな方の気持ちを少しでも楽に出来ればと思って書いてみます。
いつどこでやってるの?
まず存在を知らなければ参加も出来ませんね。という事で私が見つけてるところ。
Twitterは言うまでもないですね。ATNDカレンダー検索はATNDの検索をしてくれるもの*1。IT勉強会カレンダーは id:hanazukin さんが個人で趣味でされているものらしいのです*2が、あらかたの勉強会の情報は集まっています。参加されてる方の話を聞くと、こちらで知ったって方も結構居ます。
募集サイトはいくつかあります。(随時追記)
地域やコミュニティによって使用するものが違ったりするので、一概にドレとは言えない感じです。また、大きめのコミュニティや企業の勉強会では、独自の申込フォームだったりもします。
自分の知識が足りない気がする
よく挙げられますが、これを理由に参加しないのは勿体無すぎます。参加する事で「何がどう足りないか」等が判ります。何かしら得るものはあると思います。
私は全然畑違いの勉強会に参加することもあります。当然、話している内容が全く判らない事もあります。でもそれで良いんだと思ってます。勉強会のタイトルか内容か、何か興味を引かれるものがあったから参加しようと思ったわけです。参加する事でその分野に必要な知識やキーワードを拾える、それだけでも収穫だと思います。
自分の知識は基本的に無関係で、たいていの場合「参加したい」と思った時点で条件は満たしています。ただし、勉強会自体に参加資格的な記述がある場合は除きます*4。
「知識が不足している(気がする)から勉強してから…」と言う気持ちはわかります。ですが勉強に終わりは無いので、この考えは捨てる事を推奨します。勉強する方向を定めるために勉強会に参加するのもありです。
知らない人と話すのが不安
多くの勉強会はセミナー形式です。つまり発表者が前で発表して、それを聞くだけです。一切発言する必要もありませんし、学校みたいに当てられて喋らされる事もありません*5。
行って、受付して、空いてる席探して、座る。以上。後は聞くなり、メモを取るなり、禁止されていなければTweetするなり好きにすればいいです。そして終わったらそそくさと退場すれば良いんです。終わった後はダラダラと集まって話したりすることもありますが、話に入れなさそうなら無理にその場に留まる必要はありません。
ぶっちゃけると、受付時に自分の名前を言う以外は喋る必要なんてありません。慣れてから喋ればいいんです。
懇親会って何するの?
飯食ったり酒飲んだりします。飲み会ですけど、酒は飲めなくても大丈夫です。
懇親会って名前の通り、まずは参加者同士で自己紹介みたいなことをします。Twitter教えあったり、名刺交換したり。名刺は会社名刺を出される方も、個人名刺を出される方も居ます。このあたりは好き好き、そんなに構える事でもありません。名刺出せないけど貰いたいって方も結構居ますし、それを拒否する方も見たことありません。
勉強会の内容について話す…よりも、少し反れた同分野の話になる事が多いですかね。スピーカーの方の周囲は発表内容が話題になることは多いですが、発表内容の前段階の話や少しそれた話も出来ます。これって縦横無尽に話が広がっていくので、聞いてるだけでもすごく勉強になります。
懇親会に参加したほうが良い?
時間とお金が許すなら。参加しなくても責められる事は無いのでその点は心配しないで大丈夫です。好き好きですが、懇親会が本番という方も居るくらいです。
次回や他の勉強会の話も出来たりしますので、参加すると次に繋がる…と言うか、次の参加が確定することもあります。実際、勉強会の懇親会から立ち上がった勉強会もいくつかあります。
ぼっちになるのが嫌
「知らない人と話すのが不安」に通じるかもしれませんが、ぼっち(誰とも話せず何もしていない状態)になる事があります。これは仕方ないので多少は覚悟しましょう。こういう時は携帯端末*6を出してTwitterでもしてれば良いです*7。後は話に入るタイミングを見計らうか、時間が流れるのに身を任せると良いです。他にはトイレに立ってから、話に入れそうなところを探すってのもあります。
また、勉強会に一人出来ている方は結構居ます。皆話しかけると気さくに応じてくれますので、とりあえず話しかけるってのもありです。幸い同じ勉強会に参加しているので、共通の話題はあります。というかグループ出来ているように見えても初対面ばかりのグループだったりもします。きっかけ一つで話せるもんです。
定期的にやってるから途中参加し辛い
前回からの続きな感じでやる勉強会は少ないです。第n回と書いていても気にしなくていいと思います。私の感覚ですが、多くの勉強会はだいたい半数程度初参加な方が居ます。連続して全部参加している人の方が稀なくらいですね。毎回スケジュールがあうわけありませんし。
仕事が忙しい
就職して数年は目の前に一杯一杯で、勉強会の存在は知ってたけど「忙しいから落ち着いたら」とか思ってた。当たり前だけど、いつまで経っても落ち着かなかった。あるきっかけで一度行ったら普通に行けるようになった。「言い訳を許すと何も出来ない」って教訓にしてる。
確かに「土日だろうと休めない」「定時は終電時間」なんて状況はありますが、いつまでもは続かない…はずです。多少忙しくても、数時間程度の余裕が全く無いなんて事は稀だと思います。「そんな時間あるなら休みたい」とも思いますが、肉体的疲労はともかく心身的疲労は休んでもなかなか取れません。休憩がてらリフレッシュくらいの気分で勉強会も良いんじゃないでしょうか。面白いこと聞いて、喋って、しかも勉強してることになります*9。
そのた
Twitterはやっとくと良いです。勉強会を開催されている方、参加されている方をフォローしておくと、参加の敷居が少し下がると思います。すごい人もみんな生身の人ですので。「アイコンを見たことある」とかから、ぼっちを避ける効果があったりします。
「相互フォローしている方が同じ勉強会に参加していて、同じ開場からつぶやいているのに、誰かわからないまま終了する」こともありますが、結構ある事なのでめげてはいけません。…結構ありますよね?
Twitterから適当に引っ張ってきます
"知識を付けてから勉強会に行きます"はRed,Green,Refactoring的に、まず知識ないからこそ勉強会に行ってRed状態を認識すればいいんじゃないですかね。
2011-05-11 14:20:07 via web
僕は勉強会に参加して、世界が変わったので、行けるなら早いうちに行くほうがいいと思ってまする。
勉強会において戦力外な人は一人もいない。
勉強会って、参加した事ない人が思ってるほど堅苦しくないから。ゆるゆるだから。堅苦しいのは大抵セミナーって言ってるから。だから気軽に。ハマって土日全部潰れても責任取らないけど。
*1:ATNDは検索APIはありますが、ATNDのサイトで検索はできなかったはず。
*2:すみません、少し前まで機械的に作られてるものだと思ってました。ものすごく助かってます。
*3:こくちーずの検索は使ったことありません。他のところ(IT勉強会カレンダー等)で紹介されてるのをみて直接募集ページに行く感じですね。
*4:例えばハッカソンにHelloWorldも書けない人が参加しても、お互い気まずいだけになると思います。でもそういう場合は何かしら書いているはずです。何も書いてなければまず大丈夫です。
*5:少人数の参加型は除きます。挨拶とかある場合もありますが、適当で大丈夫です。
*6:iPhoneでもAndroidでもガラケーでもなんでも。
*7:ほんとにやらず、やってるふりでも。
*8:発表者とかセッションとか書いててタイムテーブルがあれば間違いなくそれです。
*9:定時に帰ったり休んだりし辛い現場でも、勉強会行くって言ったら結構快く送り出されたりします。私は遊んでるのと同じ感覚なんですけども。