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日々常々

ふつうのプログラマがあたりまえにしたいこと。

Java本格入門を読みました

ゴールデンウィークの間に圧倒的成長をしたい若手プログラマさんに丁度いいんじゃないでしょうか。

Java本格入門 ~モダンスタイルによる基礎からオブジェクト指向・実用ライブラリまで

Java本格入門 ~モダンスタイルによる基礎からオブジェクト指向・実用ライブラリまで

Java本格入門をせろさんからいただきました。

よかったところ

この本で特に読むべきところを挙げるならば、「筆者は」で始まる部分です。 Javaはエコシステムも含めて選択肢の多い世界のため、「どれを選べば良いかわからない」こともしばしばあります。 そのような問題に対して、経験をベースにどういう考えでどんな選択をしているかが書かれています。 こういうのを前面に押し出した書籍は希少かなと。 ここだけ抜き出してもすごく価値があります。目立つようにしててくれたらいいのに。

言語仕様等、事実の解説はどうしても不足しますが、それは仕方ないところ。 プログラミング言語Javaはこの本よりも厚いですしね。

プログラミング言語 Java 第4版

プログラミング言語 Java 第4版

膨大な範囲を扱っていますが、焦点を現場で使うものの現場の使い方に絞っているので、深さも十分なものになっています。 タイトルの「本格」にぴったり合っているんじゃないでしょうか。

微妙なところ

スベってなかった。

「ファイル操作を極める」のところが少々冗長と感じました。 ファイル操作のバージョンアップにおける変遷は業務では特に重要なので、Java6以前との対比は必要なんでしょうが・・・毎回繰り返す必要はないんじゃないかなーと。なんか他と記述レベルが違う感じ。

また、序盤に集中している*1のですが、誤りと思われる部分もそこそこありました。 ですが、ほとんどは現場では実害を与えるものではないと思います。 仮に現場で誰かが言っててもスルーする*2程度ですね。

気づいたところをつらつら書こうかなと思ったのですが、そもそも対象読者が気にするものではないと思ったので、今回は書かないことにします。 チラシの裏(gist)に書いてってるので、そのうちリンクしようかな・・・

こんな人にオススメ

メインは業務でなんとかコーディングしている3-5年生くらいのプログラマさんかな。 がんばって読み砕けば、きっと以前の自分のコードを見て「うわぁ・・・」とか思えるはず。 自分のコードにコレジャナイ感を持っているなら是非どうぞ。

また、10年以上経験のある方もアップデートに良いと思います。 最新をある程度キャッチできてるつもりの私も「あ、こんなのあったんだ」みたいなのはありました。 読んで損するものではないでしょう。

後半にかけて急激にレベルが上がるので、序盤をなんとか読める程度の方にはなかなかハードな気はします。 入門とはいえ決して軽い門ではありませんが、まあ「門にも色々あっていいよね」とか言ってる人もいるんでいいんじゃないかな。

*1:事実を説明している部分なので、理解の水準や説明のわかりやすさなどで難しい部分です。

*2:さすがに面と向かって言われたら訂正しますが。