日々常々

ふつうのプログラマがあたりまえにしたいこと。

TDD カンファレンス 2012 に行って参りました

4/6に行われたTDDカンファレンスに参加してきました。日程的に「JavaOneのついで」に見えるかもしれないですが、このイベントが単独であっても行ったと思います。
参加者の中には、今までTLでしかお見かけしなかった方々もいらっしゃって*1、「おー、この人があの……」とか思いながら眺めてました。数名ご挨拶出来ましたが、出来ない方も居て少々残念なところ。面識ある方々とも十分にご挨拶できませんでしたし…やはりもう少しゆっくりしたいですねorz

こういう機会を作って頂いた @yujiorama さん、 @shuji_w6e さん、そして @shishi4tw さんにはとても感謝しています。ちゃんとお礼言えなかったので、この場を借りて。

感想

内容はセッションとディスカッションを繰り返す。一テーブル最大6人、テーブルには模造紙が置かれ、好きに描いてくれとなっていました。好きに描きました。他のテーブルは付箋に描いてました。そう言えば付箋が配られてましたし、模造紙に直接描くのはNGだったのでしょうか。だったらスミマセン…。

豪華なメンバーの中でどのような話が展開されるんだろうとドキドキしながら、座ったテーブルではTDDを普通にやっているって方はいらっしゃいませんでした。とは言え完全に未経験ではなく、実践したからこその悩みもお持ちの方々だったので、私的には実りのあるお話が出来ました。
私のコンテキストでのTDDを話してしまっったので、変に寄ってしまわないか…なんて思ったりもしましたが、こういう場に来られるような方々ならきっと大丈夫でしょう。寄ったら寄った時です。

ディスカッションの中でも出てきましたが、テストという名前に違和感を覚え、別の名前を付けた方が良いんじゃないの……なんて議論に飽き飽きしているのはTDDBCに関わるような方々ならば共通しているところかと思います。ですが、初めて踏み込んでくるような方々は常に居らっしゃって、その方々に「もうその議論は飽きたんだ」なんて言うのはちょっとどうかなと思いつつ、そんなところで足を止めて欲しくないとも思い、でも腑に落ちないと進めない事もありますので、私自身自分が面倒くさい状態。

名前についての私見

現時点の私見を書いておきます。*2

議論が起こるのは仕方ないかもしれません。ですけど、そこには個々の解答を持ち、それを他人に押し付けないのが良いです。他の様々な技能と同様、TDDの影響範囲・効果は人それぞれなので、自分のTDDがどういう特性を持つかはその解答次第です。
その上で、自らがTDDに求めるものに実践しているものが足りないならば、補えば良いだけです。ATDDやVOTDDはその答えになってくれるかもしれません。TDDが出てもう10年。たいていの事は語られてるのではないでしょうか。
名前に対するあれこれは受け入れ、その上でTDDはTDDで良いです。

私は「一つのことを上手くやる」が好きです。そして「梃子の効果」が好きです。シンプルに、他のものと組み合わせられる形でやれば、きっとなんとでもなってくれます。

*1:大阪在住なのでこれが普通なのに、なぜか1/3は知った顔だった気が……

*2:既にツイートとかで言ってる気もしますが、この辺でちゃんと書いておきます。誰かの参考になるかもしれないし、未来の自分のために。混乱させたらすみません。