T2frameworkに触ってみた
T2frameworkですよ。マスコットかわいい。日本ではかわいいものが流行るらしいので、これは流行る。知らないだけでもう流行ってるのかも。
ホント触りだけです。具体的にはGettingStartedに書いてるのを辿るだけ。書いてる通り進めれば問題ないはずなんだけど、斜め読みしてやってたら失敗しました。のでメモがてら詳細でいきます。対象は【Tomcatの扱いも怪しい人】です。
GettingStarted
(1) 環境準備
環境としては Java6 と Tomcat6 になります。少し前からサーバ借りたり、Tomcat6いれたりしていたのは8割がたこの為です。当然Windowsでも問題ありません。
(2) jarの用意
全部 t2-0.6.3-ga.zip に入ってるので、それを使えばとりあえず動きます。使ったのは以下になります。バージョン番号がファイル名に入っていても関係ありません。名前変更とかもする必要はありません。
t2-0.6.3-ga.jar
commons-0.6.7-ga.jar
slf4j-api-1.5.6.jar
logback-core-0.9.15.jar
logback-classic-0.9.15.jar
(3) T2の設定
書いてる通りの web.xml を作成すればOKです。Pageだけ動かす最低限の設定です。それ以外のことをしようとすると、設定の追加が必要になります。
(4) クラスの作成
@Pageの引数にコンテキストルートからのパスを記述するだけで、そのアドレスにアクセスされた際に処理が実行されます。設定ファイル地獄を経験していると驚くところです。
クラスのパッケージは(3)で設定した t2.rootpackage の配下にする必要があります。T2frameworkの括り付け対象パッケージと言うことになります。他のパッケージにしてしまうと読み込まれません。記述通りにいくならば、パッケージは sample.page 以下になります。この場ではサブパッケージは作らずに、このパッケージを使用することにします。
ここまででの構成は以下になります。
[CATALINA_HOME]
└[webapps]
└[sample]
└[WEB-INF]
│ web.xml
│
├[classes]
│ └[sample]
│ └[page]
│ HelloPage.class
│
└[lib]
t2-0.6.3-ga.jar
commons-0.6.7-ga.jar
slf4j-api-1.5.6.jar
logback-core-0.9.15.jar
logback-classic-0.9.15.jar
こんな感じで配置すれば T2framework が HelloPage.class を勝手に読み込んでくれます。localのTomcatをそのまま使っているなら http://localhost:8080/sample/helloworld にアクセスすれば表示されるはず。リモートのサーバを使っていたり、ポート変えていたり、コンテキストルートを変えたりしてるならそれにあわせてください。
サンプル動かしたい
- ダウンロードページを開きます。
- t2-samples-0.6.2-ga.zip をダウンロードします。
- 解凍するなどして /t2-samples/src/main/webapp を取り出します。
- 取り出した webappを CATALINA_HOME/webapps に置きます。
- http://localhost:8080/webapp にアクセスすれば動かせます。