日々常々

ふつうのプログラマがあたりまえにしたいこと。

Microsoft Arc Mouse


マイクロソフト レーザー マウス Arc Mouse ブラック ZJA-00017
買ってみました。私にとっては初めての無線マウス、感度と電池の持ちを気にしながらの使用です。表面の質感は、艶消しプラスチック。ThinkPadの表面のような感じ。手に汗をかくと目立ちます。
OSはWindows XP Professional SP3およびWindows XP Home SP3です。インストールはトランシーバをUSBポートに突き刺すだけで、しばらく待てば使えるようになりました。マウス、トラックボールゲームパッドトラックポイントとの併用になっていますが、特に他のドライバとの競合とかも無くそれぞれ問題なく使えています。USBポートから飛び出る部分は2センチくらいで、刺したまま持ち運びとかをしないなら掴み易いサイズです。電池は単四乾電池2本が同梱されているので、新しく用意しなくてもとりあえずは使用できます。
電池を入れると、クリックボタンの隙間(中央のホイールのある部分)のバッテリステイタスインジケータが薄緑色に点灯し、しばらくすると消えます。インジケータの他には、レーザ部分も含めて可視光はありません。折りたたみ式で、閉じると電源OFFになります。折りたたみは片手で出来ます。
マウスの操作自体は何の問題もなく、無線と有線の違いは感じられませんでした。何を言っているのだと言う感じかもしれませんが、初めての無線マウスなので、10動かして8くらいしか反応しなかったらどうしよう、とか心配しながらでした。完全に杞憂だったようです。クリックの深さ、反応、スクロールホイールの感度や引っ掛かりも違和感無く、ほどほど満足。スクロールは縦方向だけなので、チルトホイールに慣れている方には不満があるかもしれません。
ここまでは良いのですが、サイドボタンの場所が致命的です。写真で判るかな…左側面先端の少し影になってる部分から先にかけてがそれです。この製品といい、IntelliMouse Explorerといい、Microsoftマウス開発者の手の形、あるいはマウスの持ち方は私とは全く違うようです。普通に持つと、親指の先端よりもさらに先端側に配置されています。この上に常時親指を置こうものなら、猫の手のようにして持たなければなりません。そうするとスクロールが使いづらくなります。と言うことで、サイドボタンは無かったことにするのが良いかもしれません。
持ち運びは内側にマグネットでトランシーバを吸着した上で折りたたみ、付属されているフェルト地の袋に入れる事になると思います。この袋、結構しっかりしたつくりで、口の部分が二重になっていて、中に弱いマグネットがついているので、マウスを入れたからと言ってだらしなく口が開いたりしません。ただ、スクロールホイルが保護されないので、ぎゅうぎゅうの鞄に入れて持ち運ぶと劣化が早い気もします。
現段階では十分及第点です。4月3日から、1日8時間程度、電池は入れっぱなし、電源はこまめに切る、毎日鞄に入れて持ち運びの使用で暫く使ってみようと思います。