日々常々

ふつうのプログラマがあたりまえにしたいこと。

すべてのプログラマに効く 危険なプログラムの処法箋

すべてのプログラマに効く 危険なプログラムの処法箋

すべてのプログラマに効く 危険なプログラムの処法箋

今日の立ち読み。新人さんに薦められる本は無いものか、とタイトルだけ見てそれっぽいのを読み漁ってる今日この頃です。
確かに確かにと相槌うちながら読みすすめていくと、途中から違和感を覚えます。これはさすがに極端だな、と感じる例が多々挙げられ、それが一見して極端だと言うこと対して何行も、下手したら数ページに渡ってつらつらと書かれていて、本の厚みの割りに内容は薄いのではないかと言った印象を受けました。
また、「すべてのプログラマ」と銘打っておきながら、中身はCおよびC++独特のものに対する比重が大きめです。言語独特の記述に対しての言及をするなとは言いませんが、それならばタイトルや表紙にそれを含めるべきじゃないか、と感じます。分野が合っている人には良いのかも知れませんけれども。
序章のどういったものを悪いプログラムと言うか、と言った部分は目を通して良いかもしれませんが、それ以降の例に関しては挙げる例も極端で、正答として挙げられているものも、元よりは悪くは無いけど微妙、といった感じです。処方箋と言うには、ちょっと。