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日々常々

ふつうのプログラマがあたりまえにしたいこと。

プログラマが知るべき97のこと を読んだ

プログラマが知るべき97のこと

プログラマが知るべき97のこと

読み通しました。
入手してから1ヶ月ちょっとですか。1日10分から30分程度の読書時間でした。各エッセイは独立していて区切りもつけやすいので、時間に余裕がない方でも安心してお読みいただけます。また、特定言語に寄ったものでもありませんので、プログラマであれば言語特有の知識は不要です。

内容は新技術や新手法の紹介ではありません。プログラマが日常的に感じている事の自然言語実装です。新たな知識を求めて手にする本ではありません。実践できている/出来ていない/別の意見を持っている等はあるにせよ、"プログラマ"なら知っているべきことが書かれています。この本に書かれている事を全く知らない人はプログラマではありません。プログラミング言語を扱っていたとしても、PGとかその辺の別の何かでしょう。また、これからプログラマになろうと言う方には微妙かもしれません。体感を通じた経験との共感が大きな部分を占めていると感じる為です。読むなとは言いませんが、後に再読する事を強くお勧めします。

非常に読み心地の良い本でした。普段からぼんやり思っていることに明確な言葉を与えてくれる。あやふやなものが整理されていく感じは気分が良かったです。他の人と話すときに上手く言葉に出来なかった幾つかの事柄が、この本を読んだことで少しは上手く伝えられるようになった気がします。そのようなものだから、普段思っている事の裏付けを得られた感覚になって自信が持てます。自信と過信、誤信の履き違えの注意は必要なのは言うまでもありませんが、勉強していると感じる現実と理想のギャップに立ち向かう勇気を与えてくれました。
終わりが近づくと少々残念な気持ちになりましたが、こうしてエントリを書きつつ思い返しながらパラパラ開いてみると、既に読んだエッセイも別の視点で読めることに気付きました。エッセイ同士がお互いを引き立てます。独自性を保ちつつ補完し合う。なるほど。一度読んだ本は「あの本のあの辺りに書いてたな」とか思いながら開く事はあっても、目的も無く読むことは殆ど無いのですが、この本は読むたびに新しい刺激を得られる気がします。


全てのプログラマに読んで欲しいと思います。せめて一緒に仕事するプログラマの方々には読んでいて貰いたいと願います。プログラマが作るのは、文字の羅列ではなくプログラムです。プログラムを作るために知っておくべきことが書かれています。

オマケ。