日々常々

ふつうのプログラマがあたりまえにしたいこと。

原因と対処

前回JavaからOracle接続時にORA-12705が発生する問題について書いた事で、ごまかしの対症療法をしかけていた事に気づき、再度調べてみたらあっさりと Locale#setDefault を実行している箇所がありました。結局その部分をDefaultLocaleを上書きしないように修正することで処置は完了。前回調べた事は、別のところでどこかのタイミングで生きる事になると思ったり思わなかったり。

よく判らない故障の改修をする事になった場合、全体を見れないのは仕方ないとは思う。思うのだけれど、対症療法に逃げるのだけは避けるようにしたい。そう思い直した一件でした。私の周囲は対症療法に溢れているだけに、自分くらいは根治を目指したい。自己満足でも構わないと思う。自分すら満足させられなくて何が技術者だ、と思う。

システムで発生した問題の原因は、ほぼ必ずコードの中にあります。ハードとかの中にある場合もあるかもしれないけれど、今のところそういう結論になった問題にはあたったことがありません。原因をしっかりと見極めて、「この原因だから対処はこれ」とロジカルに行きたいものです。