日々常々

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いちばんやさしいソフトウェアテストの本

いちばんやさしいソフトウェアテストの本 (技評SE新書 19)

いちばんやさしいソフトウェアテストの本 (技評SE新書 19)

今日の立ち読み。
ちゃんとテストをやっていると経験で判っていく部分を、文字に表せてると思います。でも読めば経験しなくて良い訳でもありません。経験と言うのは繰り返してやっと身につくものですので、一度目の経験を本書で仮想体験しておき、現実で直面した際に二度目の経験として蓄積できると、一度目が現実より身につきやすい。そういう目的の本と捕らえると良いかもしれません。
序盤は解説、中盤は技法や理想論、終盤はある程度現実と分けて書かれていて、ぱらぱら読むのには向いているのではないでしょうか。
150ページに882円は高いと感じるかもしれませんが、この内容を理解せず分厚い高価なソフトウェアテストの本を買うのは余計に無駄かと思います。
でもバグ曲線とかはやはり机上の空論と思うのですよ。現場だと曲線に収まるように数字操作したりしてるし。判らない人を説得するためなんだろうから仕方ないのでしょうけど。判らない人イコールお金を出す人だから難しい話です。